相談事例
兄弟姉妹ではなく妻に財産を全て渡したい
事例
結婚しているが子どもがおらず、両親も既に他界している場合。
自分が亡くなると妻と自分の兄弟姉妹が相続人となるが、兄弟姉妹とは疎遠なので、全ての財産を妻に渡したい。
妻に全ての財産を相続させるとする公正証書遺言を作成しました。
公証役場と事前に内容や流れの打ち合わせを行い、遺言作成の当日はご本人が公証役場に出向き、証人立ち会いのもと、作成を行いました。
数年後に本人が死亡しましたが、作成した公正証書遺言によって、財産はすべて妻のものとなりました。
相続人は誰もいないが友人に財産を渡したい
事例
未婚であり子どもがおらず、両親や兄弟姉妹は既に他界している。
自分が亡くなると相続人は誰もいない状況で、このままだと国のものになると聞いた。自分としてはこれまで仲良くし、気にかけてくれた友人に自分の財産の全てを渡したい。
友人に全ての財産を遺贈するという内容の公正証書遺言を作成しました。
数年後本人が死亡しましたが、作成した公正証書遺言によって財産は全て友人のものとなりました。
知的障がいのある長男の将来が不安
事例
夫は既に他界しており子どもは長男が1人。長男は生まれつき知的障がいがあり、1人
で日常生活を送ることができない。このまま自分が先に亡くなった場合に長男がどうなるのかが不安。
長男について成年後見開始の申立を行い、当方が成年後見人に就任しました。長男の財産管理、身上監護を当方が行うことにより、ご長男の今後の生活を支援していきます。
母が認知症で遺産分割協議ができない
事例
父が死亡し、母と長男、長女が相続人だが、母が認知症になっていて、このままでは遺産分割協議ができない。
解決
家庭裁判所にて母について成年後見の申立を行い、当方が成年後見人に就任しました。その後、成年後見人として遺産分割協議に参加し、協議は無事に終了しました。その後も成年後見人として、母の生活の支援を続けています。